卵子の老化
年齢と共に卵子の老化が進みます。
一般的に30代後半から妊娠率が下がるため不妊治療を諦める目安年齢は40〜45歳と言われています。
妊娠率の低さだけでなく、母体への負担、胎児へのリスクなどを考慮する必要があります。
原因不明の不妊のほとんどの理由が「卵子の老化」になります。
卵子は年齢とともに減っていき、出生児の卵子数は約100万個ですが、35歳では10万個、40歳では1万個と減少します。
卵子が老化する主な原因は、閉経を迎える準備に入るためです。
卵巣機能が低下していく生理現象で35歳を目安に閉経の準備が始まるとされています。
卵巣機能が低下した場合、卵子の老化が始まり、卵子の数や質が低下します。
卵子の老化は自然現象であるため避けられません。
自覚症状はありませんが、年齢を重ねるたびにダメージが蓄積され卵子は老化していきます。
老化卵子の原因
また、そのほかの原因でも卵子は老化します。
・喫煙
・不規則な食事
・不規則な生活習慣
・睡眠不足、睡眠障害
・痩せすぎ、肥満
・精神的ストレス
・運動不足
卵子の老化を遅らせる
自然現象のため、卵子の老化自体は防げませんが、質の良い卵子を保つことは可能です。
生活習慣を整える意識をしましょう。
・禁煙
・栄養バランスの良い食事
・規則正しい生活習慣
・質の良い睡眠
・身体を冷やさない
・ストレスを溜めない
・定期的な運動
30代後半から妊娠率が下がります。
そのため、早い段階から生活習慣を整えて、卵巣と卵子の抗酸化力を高めることが重要です。